TITLE : RALLY of CURLING

2011/04/07

カーリングの大会はおおむね、参加チーム全部、または参加チームを複数のグループに分けて総当たり方式により決勝トーナメント 進出のチームを決めます。ワールドカーリングツアーでは、3回敗戦したチームから大会を去るトリプルノックアウト方式の 予選が一般的です。決勝トーナメントはノックアウト方式で行われることが多いですが、五輪や世界選手権、日本選手権など 重要な大会ではページシステム方式で行われます。大会において準決勝に進出できないチームの順位は勝敗数によって決められ、 勝敗数が同一のチームは同位となります。決勝トーナメントの進出に規定数以上のチームが関係している場合はタイブレーク戦を 行って進出チームを決定します。

  • ワールドカーリングツアー(9月中旬から4月中旬)
  • カナダを中心に一部は欧州で開催される複数の国際大会で構成されるシリーズ。 男女二つのツアーがあり、各大会にはチャリティマッチを除いて賞金が設定されています。全ての試合が8エンド制で行われます。
  • プレーヤーズチャンピオンシップ(4月中旬)
  • ワールドカーリングツアーの最終戦であり、男女ツアーの賞金ランキング上位各16チームによって争われます。
  • グランドスラム
  • ワールドカーリングツアーを構成する大会のうち、男女のプレーヤーズチャンピオンシップに加えて男子は カーリングワールドカップ、ザ・ナショナル、カナディアンオープンの4試合、女子はオータムゴールドカーリングクラシック、 女子カーリングクラシック、ソービーズスラムの4試合をとくに「グランドスラム」と称して区別します。 これらの大会はツアーのその他の大会よりも高額の賞金が設定されている。グランドスラム各大会のみの総合成績で争われる カップも設けられています。
  • カーリングチャンピオンツアー(10月-1月)
  • ワールドカーリングツアーのうち欧州で開催される男女の大会は「ワールドカーリングツアーヨーロッパ」として ひとつのまとまりを形成していたが、2009-2010年シーズンより独自の名称を用いた独立したツアーとなります。 引き続き男女の各大会はワールドカーリングツアーを構成しています。
  • ヨーロッパ男女混合カーリング選手権(10月中旬)
  • 男女混合チームによるヨーロッパのカーリング大会。23ヶ国が参加し4つのグループに分かれて予選リーグがおこなわれ、 その後各組上位2ヶ国による決勝トーナメントが行われます。
  • パシフィックカーリング選手権(11月下旬 - 12月上旬)
  • 参加国はニュージーランド、オーストラリア、韓国、中国、日本、チャイニーズタイペイの6カ国。 日本からは前のシーズンの日本選手権の優勝チームが出場する。優勝・準優勝チームは世界選手権への出場権を得る。 なお、日本にとってはこの大会の優勝または準優勝が世界選手権に出場する唯一の手段です。2006年は東京都で開催。
  • ヨーロッパカーリング選手権(12月上旬)
  • ヨーロッパの頂点を決める大会。毎年20ヶ国以上が参加します。
  • ヨーロッパジュニアカーリングチャレンジ(1月上旬)
  • ヨーロッパのジュニアカーリングの頂点を決める大会。男子12カ国、女子8カ国が出場し、 男子は2角グループにわかれて、女子は総当りで予選リーグが行われます。決勝トーナメントは上位4カ国で行われます。
  • パシフィックジュニアカーリング選手権(1月中旬)
  • 参加国はパシフィック選手権とほぼ同じで。優勝国は世界ジュニア選手権への出場権が得られます。 2005年に第1回が北海道・常呂町で開催され、男女とも日本チームが優勝しました。2006年に第2回が中国・北京で開催され、 男女とも中国チームが優勝しました。
  • 冬季オリンピック(2月中旬)
  • 冬季オリンピックの前の年までの3年間で行われた世界選手権の順位をポイントに換算し、 開催国を除いた上位9カ国以内になっていればオリンピックへの出場権が得られます。オリンピックでは男女ともに オリンピック開催国を含めた10カ国総当りの予選リーグが行われ、上位4カ国により決勝トーナメントが行われます。
  • 世界ジュニアカーリング選手権(3月上旬)
  • ジュニアカーリングプレイヤーの頂点である大会。大会は男女ともに10カ国が参加し、 総当りリーグ戦による予選が行われ、その後上位4カ国による決勝トーナメントが行われます。 2009年はカナダ・バンクーバーで開催されます。
  • パラリンピック(3月中旬)
  • 2006年、トリノパラリンピックから車いすカーリングが正式種目として採用されています。 男女混合種目で、8カ国総当りの予選リーグの上位4カ国による決勝トーナメントで順位を決めます。
  • 世界女子カーリング選手権(3月下旬)
  • 女子のカーリング世界一決定戦。毎年開催されます。2004-2005年シーズンからは、それまで男女同一会場で行われていたものが 男女別会場で行われ、出場国も10から12に増加しました。2009年は韓国・江陵市で開催されます。 出場国枠はヨーロッパ:8、アメリカ:2、パシフィック:2。 大会は12カ国の総当りリーグ戦による予選が行われ、その後ページシステム形式の決勝トーナメントが行われまうs。
  • 世界男子カーリング選手権(4月上旬)
  • 男子のカーリング世界一決定戦。毎年開催されます。12カ国が参加し、形式は女子と同じ。 2009年モンクトン(カナダ)大会の出場国枠はヨーロッパ:8、アメリカ:2(開催国カナダを含む)、パシフィック:2。
  • 世界ミックスダブルスカーリング選手権大会(4月)
  • 2009年はイタリア・コルティーナ・ダンペッツォで開催。
  • 世界シニアカーリング選手権(4月)
  • シニアカーリングプレイヤーの頂点である大会。大会は男子19カ国、女子13カ国が参加し、 AとBの2つのグループに別れてリーグ戦による予選が行われ、その後各組上位2カ国による決勝トーナメントが行われます。 2009年はニュージーランド・ダニーデンで開催されます。
  • 日本選手権代表選考会(1月下旬まで)
  • 北海道カーリング選手権、東北カーリング選手権、関東カーリング選手権、中部カーリング選手権、 西日本カーリング選手権が日本選手権へのステップ大会となります。後述する通り、各地区には出場枠があり、 この数だけ日本選手権に出場することが出来ます。世界大会への道はこの選考会から始まるといってもいいほどです。
  • 日本カーリング選手権(2月)
  • 北海道代表3チーム、東北代表1チーム、関東代表1チーム、中部代表2チーム、西日本代表1チーム、前年度優勝チーム、 開催地推薦1チームの9チーム(オリンピックがある年度は五輪代表チームも参加する)が集って日本一の覇権を争います。 優勝したチームは翌シーズンのパシフィック選手権に日本代表として出場できます。
  • 全国高等学校カーリング選手権大会(1月)
  • 2006年から開催される。18歳以下の高校生であれば、他校との合同チームで出場可能です。北海道代表、 東北代表、関東中部代表、西日本代表と開催地代表の計5チームで行われます。

TITLE : SPORTSMANSHIP of CURLING

2011/04/05

カーリングというスポーツは、いわゆるスポーツマンシップを重んじる競技であるため、例えば相手チームの失策を喜んだり、 あるいはそのような態度を示すことは、慎むべき行為として忌避されます。途中のエンドの終了時に自チームに勝ち目がないと判断したとき、 潔く自ら負けを認め、それを相手に握手を求める形で示すという習慣もフェアプレーの表れの1つ。自分がファウルをした時、 それを自己申告するくらいのプレイ態度が期待されます。また、ゴルフと同様に、カーリングは元来基本的には審判員が存在しない セルフジャッジの競技であることからも、無用のトラブルを避けるためにも、 フェアプレーはカーリングに欠かせない要素と考えられます。この理念は、世界カーリング連盟が定めるRULES OF CURLINGの冒頭に The Spirit of Curling(和訳「カーリング精神」)として掲げられており、 カーリング競技の根本がこの理念から成立していることを示しています。